大幅続伸も、米海軍はホルムズ海峡でタンカーを護衛へ=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=74.56(+3.33 +4.67%)
ニューヨーク原油の2026年4月限は大幅続伸。イラン戦争でホルムズ海峡の通過が制限されているなか、供給不足が発生する見通しであることが相場を押し上げた。イランはアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラにある中東最大級の石油基地を攻撃し、中東からの石油供給が一段と制限される公算であるほか、備蓄施設の不足によりイラク最大級の油田であるルメイラ油田の生産が止まる見通し。
ただ、サウジアラビアは同国東部のペルシャ湾やホルムズ海峡を迂回して、同国西部の紅海から輸出することを検討していると報道されている。また、トランプ米大統領が米海軍がホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛を可能な限り早期に開始すると発表したことも重し。トランプ米大統領は米開発金融公社(DFC)に対し「湾岸を通過する全ての海上貿易、特にエネルギー関連の金融安全保障のための政治リスク保険と保証を提供するよう」命じたとも述べた。
時間外取引で4月限は上昇。通常取引序盤には77.98ドルまで上値を伸ばし、昨年6月高値に迫った。ただ、上げ一服後は失速。71.65ドルまで上げ幅を削る場面もあった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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