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ドル円、一時156円台前半まで下落 PCEデフレータは予想下回る 米債務上限の期限接近=NY為替序盤

為替 

 きょうのドル円は戻り売りが優勢となっており、一時156円台前半まで下落している。先ほど発表になった11月のPCEデフレータは総合、コア指数とも予想を下回った。FRBが主に参照しているインフレ指標だが、数字を受けて為替市場はドル売りの反応を見せ、ドル円も下げ幅を拡大させている。

 ただ、1月のFRBの利下げ見送り観測を阻止するには不十分との見方も出ている。数字を受けてもなお、短期金融市場では90%程度の確率で据え置きを織り込んでいる。

 ドル円もさすがに、FRBと日銀の金融政策を受けた急速な買いに高値警戒感も出ているようだ。想定されていたことではあるが、東京時間には財務省による口先介入も相次いで出ていた。

 ただ、FRBと日銀の姿勢の違いから、日米の金利差は拡大したままの状態も想定され、円キャリー取引が再び活発化しそうな気配は否めない。年末までに160円を試しに行くか注目されるところではあるが、デリバティブ市場では20%程度の確率で見ており、そこまでの強気な見方は少ないようだ。来週はクリスマス週でもあり、今週の行き過ぎた動きのポジション調整が出ている模様。

 なお、米債務上限の期限が本日中に迫っており、米政府機関の一部閉鎖のリスクが再び高まっている。トランプ氏が短期的なつなぎ予算案に反対し、債務上限を2年間停止する内容を盛り込んだ法案に下院共和党と伴に支持を表明していた。ただ、前日の下院本会議でその法案が否決。民主党の反対のほか、38人の共和党議員が造反した。

 米債務上限問題は恒例行事になっているが、FRBのタカ派姿勢へのシフトで、投資家のモメンタムが弱まっている中、市場はネガティブなニュースに敏感になっている。状況次第ではリスク回避の雰囲気が広がる可能性は留意される。
 
 日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は156円と157円に観測されている。

20日(金)
156.00 (20.3億ドル)
157.00 (36.2億ドル)

23日(月)
156.00 (3.8億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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