ECB理事会後、ユーロは再び下落する可能性=NY為替
きょうのユーロドルは再び売りが強まっており、一時1.05ドルを割り込む場面も見られた。本日の下げで再び21日線を下放れる展開が見られており、上値の重さを印象づける。下向きのトレンドに変化はないようだ。
木曜日にECB理事会の結果が発表され、ユーロにとっては最注目のイベントとなるが、理事会後にユーロは再び下落する可能性があるとの見方が出ている。ここ数日、ユーロはポジション調整で一時的に下落が止まっているものの、今後は再下落の可能性があるという。
ECB理事会では0.25%ポイントの利下げが確実視されているが、会見では追加利下げの可能性について議論が展開される可能性があり、そうなればユーロに重しになるという。最新の製造業PMIや消費者物価指数(HICP)、そして弱いGDPなどを踏まえると、今週のECBのトーンはハト派寄りになると考えられるとしている。
EUR/USD 1.0507 EUR/JPY 159.77 EUR/GBP 0.8243
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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