週明け韓国株は大幅下落、韓国ウォンも下落 政治不安長期化懸念

週明け韓国株は大幅下落、韓国ウォンも下落　政治不安長期化懸念

政治不安長期化が懸念されており、週明け韓国株は1.5%安、昨年11月以来の安値をつけている。コスダック指数は今年3月の高値から30%も下落している。韓国ウォンは対ドルで0.4%安。

韓国で先週の戒厳令に対する国民の怒りが高まっている、一部議員は大統領の辞任を要求している。韓国中銀など当局は市場を監視し必要ならば措置を講じる姿勢を示しているが、戒厳令によって生じた政治危機は解決されないと市場は見ているようだ。

先週のフランス政治不安、韓国政治危機に続き、シリアのアサド政権崩壊、そしてトランプ次期大統領による保護貿易政策など世界の政治不安への警戒感が高まっている。