アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける 豪州株は冴えない、豪中銀利下げ開始予想後ずれ
アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける 豪州株は冴えない、豪中銀利下げ開始予想後ずれ
東京時間11:08現在
香港ハンセン指数 20676.73(+177.78 +0.87%)
中国上海総合指数 3287.84(+1.97 +0.06%)
台湾加権指数 23422.84(-112.59 -0.48%)
韓国総合株価指数 2583.29(+12.59 +0.49%)
豪ASX200指数 8210.10(+4.43 +0.05%)
アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。中国支援策期待は残っているものの、米大統領選への警戒感が高まっている。
香港株は0.87%高。シャオミや美団、JDドットコムなどハイテク関連が上昇。自動車や通信サービス関連の一角も上昇している。
上海株は前営業日比変わらず。
不動産株の一角が下落。米ゴールドマンサックスは万科企業など一部不動産開発会社の投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、保利置業集団など一部を「買い」から「中立」に引き下げた。米モルガンスタンレーが中国東方航空と中国国際航空、中国南方航空の目標株価を引き下げたことから、航空関連の一角も下落している。
豪州株は冴えない。先週に史上最高値を更新したことから、豪中銀副総裁の発言をきっかけに調整売りが広がっている。ハウザー副総裁は豪州のインフレは依然として高すぎると繰り返し、他国のような大幅な、あるいは早く金利を引き下げることはないと述べた。9月の豪雇用統計が力強い内容となったことから、利下げ開始予想が後ずれしている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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