午後は円売り優勢、ドル円は144円台を回復=東京為替概況
午後は円売り優勢、ドル円は144円台を回復=東京為替概況
東京終盤は円売りが優勢。ドル円は、午前に143円台後半を中心にもみ合ったあと、午後に入って植田日銀総裁が大阪経済4団体共催懇談会で「政策判断に時間的余裕がある」と発言したことから円安に振れ、一時144.20付近まで上昇した。
ユーロ円は、午後に160.30付近まで上昇、ポンド円は3日以来3週間ぶりの高値となる192.61付近まで水準を切り上げた。
午後に発表された豪中銀(RBA)政策金利は市場予想通り4.35%で据え置きとなり、声明では、インフレ率が目標に戻るまで政策は十分に制限的になる必要があるとの認識が示された。豪ドル円は一時98.95付近まで、豪ドル/ドルは0.6869付近まで上昇する場面があったが、その後は伸び悩んでいる。
ユーロドルは昼にかけて1.1103付近まで弱含んだあと下げ渋り、午後は1.1120付近まで強含んだ。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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