【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開、リスクは下方向か
【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開、リスクは下方向か
ドル円はFOMCを受けて往って来い。事前の利下げ幅見通しが0.25%と0.50%で分かれる中、FRBは0.5%の利下げを実施。ドットプロットでは2024年末の見通しについて6月の5.00-5.25%から4.25-4.50%が中央値まで下方修正された。
この結果を受けてドル円は140円45銭まで急落したが、パウエル議長が利下げを急がない姿勢を示したことなどからドルの買い戻しが強まり、一時FOMC前の水準を超えて上昇。142円71銭を一時付けて、上値から少し落とすという展開。
上下の動きを経て、今日からは次の方向性を探る展開。リスクは下方向と見られ、戻り高値である142円71銭前後がどこまで重くなるかが注目ポイントとなりそう。
英中銀は据え置き見込み。声明や投票の内訳を見て今後の利下げ姿勢を探る展開。
10時半の豪雇用統計は比較的堅調な伸びが見込まれている。内訳にも注目で正規雇用を中心にしっかりした伸びを見せると豪ドル高につながりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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