アジア株 総じて下落、香港株は反落
東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 17108.71(-125.38 -0.73%)
中国上海総合指数 2721.80(-22.40 -0.82%)
台湾加権指数 21031.00(-33.08 -0.16%)
韓国総合株価指数 2513.37(-10.06 -0.40%)
豪ASX200指数 7987.87(-24.07 -0.30%)
インドSENSEX30種 81631.81(-289.48 -0.35%)
11日のアジア株は総じて下落。8月の米消費者物価指数の発表を今夜に控える中、ポジション調整の動きが広がり、アジア株はおおむね売り優勢で推移した。米国株価指数先物の時間外取引での下落も重石となっている。前日にNY原油が急落したことで、エネルギー関連株は多くの市場で売りに押された。上海株は続落。中国景気の先行き不透明感を背景に軟調な推移を見せた。香港株は反落。一時1.5%超の大幅な下げとなったが、安値からは下げ渋りを見せた。米中両国の景気の先行き不透明感や原油安が売りにつながった。
上海総合指数は続落。銀行大手の中国農業銀行、電力会社の中国長江電力、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、原子力発電会社の中国核能電力(チャイナ・ナショナル・ニュークリア・パワー)、石炭会社の陝西煤業が売られた。
香港ハンセン指数は反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、電力会社のチャイナ・リソーシズ・パワー、繊維メーカーの申洲国際集団控股、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が売られた。
豪ASX200指数は小反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、医薬品メーカーのCSLが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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