反発、米GDPの上方修正で景気懸念が後退=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=75.91(+1.39 +1.87%)
ニューヨーク原油の期近は反発。来月の米利下げ開始が見通されているなかで、米経済のソフトランディング期待が高まったことが相場を押し上げた。4-6月期の米国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+3.0%まで引き上げられた。個人消費が上方修正されており、米景気悪化懸念が後退している。米新規失業保険申請件数の4週間移動平均が23万1500件まで減少したことも米景気懸念を和らげた。
時間外取引で10月限は74.05ドルまで弱含む場面はあったが、通常取引開始にかけて買い戻しが優勢となった。通常取引序盤には76.91ドルまで上昇。ただ、その後は上げが一服した。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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