ドル円は157円台に値を落とす 米小売売上高が予想下回る=NY為替序盤
きょうの為替市場は、NY時間に入ってドルの戻り売りが出ている。朝方発表になった5月の米小売売上高が前月比0.1%の増加と予想を下回り、前回分も増加から減少に下方修正された。インフレ鈍化への期待を示す内容で米国債利回りも低下したことから、ドル円も157円台に値を落としている。
ただ、ドル円は上値追いが続いており、本日は158円台を回復。ドル自体に買いが見られているほか、根強い円安がドル円をサポートしている状況に変化はない。ただ、160円を試しそうな雰囲気まではまだないようだ。
日銀の植田総裁が参院財政金融委員会で「データや情報次第では7月利上げの可能性は十分あり得る」と発言していたが、円相場の反応は一時的に留まった。先週の重要イベントを通過し、仏政治情勢もひとまず落ち着いている中で、ドル円も次の展開待ちのムードに入って来ているようだ。
本日はこのあと、コリンズ・ボストン連銀やバーキン・リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。先週のFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)は年内1回の利下げに下方修正されていたが、市場は2回の可能性も有り得るとの見方を織り込んでいる。先週のFOMCの判断は、発表当日朝に発表の米消費者物価指数(CPI)を織り込んでいないとの見方もある中、今後伝わって来るFOMC委員の発言に何らかの変化があるか注目される。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
18日(火)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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