【直前まとめ】13時半の豪中銀金融政策会合、政策金利は据え置き見込み、声明に注目
【直前まとめ】13時半の豪中銀金融政策会合、政策金利は据え置き見込み、声明に注目
この後、13時半のオーストラリア準備銀行(RBA)金融政策会合では、政策金利が現状の4.35%で据え置きとなる見込み。据え置きは5会合連続となる。
豪第1四半期消費者物価指数は前期比1%、前年比3.5%とともに市場予想を上回る伸びとなった。これを受けて前回の会合では物価警戒が強まるとの期待が事前に見られた。しかし、豪中銀は従来の中立姿勢を保ったことで、市場は一時強めていた年内追加利上げ期待を後退させ、年内据え置きの見通しが広がっている。
そうした中で今回も据え置きが見込まれる。注目は声明などの内容。5月29日に発表された4月の月次消費者物価指数が、市場予想の鈍化予想に反して3月よりも高水準の伸びとなったことで、物価への警戒感がやや強まっている。声明などで追加利上げの期待が広がる表現が見られると、豪ドル買いとなる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。