米10年債利回り低下 米CPIがインフレ鈍化を示すも、FOMCは年内1回の利下げ見通しに留める=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:39)(日本時間05:39)
米2年債 4.754(-0.080)
米10年債 4.318(-0.086)
米30年債 4.479(-0.058)
期待インフレ率 2.233(-0.054)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りが低下。米消費者物価指数(CPI)とFOMCで忙しい1日となったが、米消費者物価指数(CPI)が2ヵ月連続でインフレの鈍化を示したことで利回りは大きく低下した。
しかし、午後のFOMCで、FOMC委員が年内1回の利下げ見通しに留めたことで、利回りは下げ幅を縮小している。
2-10年債の利回り格差は-44(前営業日:-43)と逆イールドはほぼ変わらず。
*米10年債入札結果
最高落札利回り 4.438%(WI:4.458%)
応札倍率 2.67倍(前回:2.49倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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