ナーゲル独連銀総裁、連続利下げには否定的

　ナーゲル独連銀総裁の発言が伝わっており、６月利下げ期待を追認する一方、その次の動きは９月まで待つ姿勢に言及し、一部で観測が出ている７月の連続利下げには否定的な見解を示した。

・ＥＣＢは６月に利下げを実施する可能性。
・次の動きは９月まで待たなければならないだろう。
・利下げに自動操縦はない
・われわれは理事会ごとのアプローチに従う。
・１－３月の賃金上昇は驚きではなかった。
・賃金上昇は過去の高インフレと関連している。
・インフレの傾向は下向き。
・インフレはコア、総合ともに鈍化傾向。
・ＥＣＢは物価安定の責務を堅持すべき。