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東京株式(大引け)=509円安、半導体関連など売られ3万8000円割れ

株式 

 17日の東京株式市場は朝方は買い優勢で始まったものの、日経平均株価はその後すぐに値を消す展開。後場は下げ幅を広げフシ目の3万8000円を割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比509円40銭安の3万7961円80銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は17億7851万株、売買代金概算は4兆5024億円。値上がり銘柄数は226、対して値下がり銘柄数は1388、変わらずは38銘柄だった。

 きょうの東京市場は大荒れの地合いとなった。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は続落歩調となったものの、NYダウが上げ幅は限定的ながら7日ぶりに反発し、下げ止まる動きをみせた。これを受け日経平均は朝方は空売り筋の買い戻しなどが利いて高く始まった。しかし、それに続く実需の買い意欲に乏しく、その後はすぐに値を消し下値を模索する展開に変わった。半導体関連株への売り圧力が強く、全体相場を押し下げる形に。緊迫化する中東情勢に加え、日本時間午後に発表されたオランダの半導体製造装置大手ASML<ASML>の決算が市場予想に届かなかったことが嫌気された。日経平均は500円を超える下げで安値引けとなったが、個別株も値下がり銘柄数が1400近くに及び、プライム上場銘柄の84%の銘柄が下落するリスク回避ムードの強い地合いだった。

 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が大幅安で値下がり率トップとなり、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>なども軟調に推移した。東京電力ホールディングス<9501>が前日に続き大きく利食われたほか、トヨタ自動車<7203>も下値を探った。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、三井E&S<7003>が値を下げた。マネーフォワード<3994>が大幅安、富士石油<5017>の下げも目立った。

 半面、ディスコ<6146>が商いを伴い上昇、三菱重工業<7011>も買いが優勢だった。川崎汽船<9107>が上値を伸ばし、レゾナック・ホールディングス<4004>は商いを膨らませ急騰した。ネオジャパン<3921>が値上がり率トップに買われ、TOWA<6315>も物色人気。タツモ<6266>も大きく水準を切り上げた。インターアクション<7725>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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