豪州2月消費者物価指数は予想下回る 食料飲料が伸び鈍化 テイラースウィフト公演で宿泊費は上昇
豪州2月消費者物価指数は予想下回る 食料飲料が伸び鈍化 テイラースウィフト公演で宿泊費は上昇
豪州2月の消費者物価指数は+3.4%だった。食料・飲料が前回から伸びが大きく鈍化。酒類・タバコ、住居、通信の伸びも鈍化した。一方、衣類・履物は伸びがやや加速した。米歌手テイラースウィフトの公演により、シドニーとメルボルンの宿泊費は上昇したが、旅行需要の減退や、ほかの地域で宿泊費や航空運賃は下落した。
CPIが予想を下回ったことを受け豪ドルはやや下落。豪ドル円は98.95円付近から一時98.70円台まで下げた。一方、豪州株は上げ幅を拡大している。豪中銀の利下げ開始はまだ先だが、豪中銀がタカ派姿勢を和らげるとの見方が広まっている。
消費者物価指数(2月)09:30
結果 3.4%
予想 3.5% 前回 3.4%(前年比)

執筆者 : MINKABU PRESS
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