ドルが全面高商状、対円とともに対オセアニア通貨が主導=ロンドン為替
ドルが全面高商状、対円とともに対オセアニア通貨が主導=ロンドン為替
ロンドン序盤は、ドルが全面高となっている。ドル円が149円付近から150円台後半まで上昇と、ドル高の動きをリードしている。これに続いて対豪ドルや対NZドルでの動きが大きい。豪ドル/ドルは0.6564近辺から0.6504近辺へと下落。NZドル/ドルは0.6089近辺から0.6034近辺へと下落。
あすの米FOMCの結果発表(日本時間21日午前3時)を控えて、ドル買いが優勢になっている。また、個別材料も豊富。円にとっては日銀がマイナス金利解除を発表も、事前の織り込みが十分だったことや、植田日銀総裁が緩和姿勢継続を示したことが円安を誘った面がある。
また、豪ドルにとっては、この日の豪中銀理事会で政策金利が3回連続で据え置きとなったが、声明から追加利上げに言及する文言が削除されたことが売り材料となっていた。NZドルにとっては、財務省の最新経済レポートのなかで「過去2週間に発表された様々な指標はNZが深刻な経済減速の真っただ中にあることを裏付けている」との認識を示したことが売り圧力となった、
USD/JPY 150.64 AUD/USD 0.6504 NZD/USD 0.6035

執筆者 : MINKABU PRESS
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