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アジア株 上海株は0.6%安、買い材料何もない 豪トレジャリーワインは10カ月ぶり高値、中国が豪州産ワイン関税撤廃へ

株式 

アジア株 上海株は0.6%安、買い材料何もない 豪トレジャリーワインは10カ月ぶり高値、中国が豪州産ワイン関税撤廃へ

東京時間11:19現在
香港ハンセン指数   17119.19(+25.69 +0.15%)
中国上海総合指数  3037.86(-18.08 -0.60%)
台湾加権指数     19979.57(+65.02 +0.33%)
韓国総合株価指数  2691.33(+9.52 +0.35%)
豪ASX200指数    7732.00(+19.47 +0.25%)

アジア株は上海を除いて上昇、前日の米株高や中国株底打ち期待で買い優勢で始まった。昨日発表された米コアCPIは予想を上回ったものの、年内利下げ開始観測が後退するほどではなかった。

中国株は底打ちしたとの期待感が広がっている。当局の株式市場の監視強化の甲斐あって中国株は2月に約5年ぶり安値をつけて以降は上昇し続けており、底打ちしたとの見方から海外からの資金流入が回復している。今年も大規模支援策はないことが予想されるものの、成長率目標「5%前後」達成に向け、段階的に何らかの支援策を打ち出すことが期待される。

ただ、上海株は続落。底打ちしたからといって投資家心理が改善したことにはならない。ファンダメンタルズは改善していない。中国2月CPIの上昇は春節大型連休で消費者の財布のひもが一時的に緩んだだけ。長引く不動産不況に消費低迷・デフレ問題、少子高齢化加速など懸念材料山積みなうえ、大規模な支援策も期待できず。投資家心理は冷え込んだままだ。保利置業集団や中国企業、上海陸家嘴金融貿易区開発、金地集団、新城控股集団など不動産株が総じて下落。金融や素材関連も下落している。

香港株は0.15%高。前日に3%超上昇したことを受け下落して始まったが、すぐにプラスに転じている。レノボや美団、バイドゥ、JDドットコムなどハイテク関連が総じて上昇。スマートフォン大手のシャオミは0.4%高と続伸、1月3日以来の高値をつけている。きのうは急騰し、過去1年で最大の上げを記録した。今月28日に初の電気自動車(EV)「SU7」シリーズを発売すると発表したことが引き続き材料視されている。停止の状態からわずか2.78秒で時速100㎞まで加速できるとのこと。価格は未発表。

豪州市場でワインメーカーの トレジャリーワインが大幅上昇して始まり、序盤に約10カ月ぶり高値をつけた。その後は0.3%高と上げ幅を縮小している。中国が豪州産ワインに対する218%の関税を近く撤廃する可能性がある。両国は関係強化を目指しており、3年にも及ぶ貿易戦争がようやく終わることが期待される。新型コロナウイルスの起源を巡り豪州と中国は関係が悪化していた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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