円全面高、景気後退入り回避で3月マイナス金利解除観測一段と高まる ドル円146.67円まで軟化
円全面高、景気後退入り回避で3月マイナス金利解除観測一段と高まる ドル円146.67円まで軟化
今朝発表された日本GDP改定値は+0.4%と速報値の-0.4%からプラス転換した。景気後退入り回避を受け、日銀が3月にマイナス金利を解除するとの見方が一段と高まっている。
今週は2月の企業物価指数が発表されるほか、15日には春闘回答集計結果が公表される。なお、14日からブラックアウト期間入りで日銀総裁らの発言はない。ただ、日銀関連報道が今週も出てくる可能性があり注意が必要。
円が全面高、ドル円は146.67円まで軟化している。日本10年債利回りは0.76%に上昇しており、およそ1カ月ぶり高水準。円高を受け日経平均は900円超下落。
今週の日本の主な予定
12日(火)
日本国内企業物価指数(2月)
13日(水)
日本労働組合総連合会(連合)春闘集中回答日
政府・経済界・労働界の3者による「政労使会議」開催
14日(木)
日銀ブラックアウト期間入り(金融政策に関する発言自粛)(会合は18-19日)
15日(金)
日本労働組合総連合会(連合)春闘第1回回答集計結果公表

執筆者 : MINKABU PRESS
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