ギットラボが決算受け大幅安 弱気な見通しが第４四半期の好決算に影を落とす＝米国株個別

（NY時間09:53）（日本時間23:53）
ギットラボ＜GTLB＞　63.26（-11.21　-15.05%）

　ソフトウェア開発のギットラボ＜GTLB＞が大幅安。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない動き。ガイダンスで通期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。

　アナリストからも「弱気な見通しが、好調だった第４四半期決算に影を落とした。ただ、モメンタムは加速している」との声の一方、「弱気な見通しは中小企業の不透明な需要や、研究開発費を押し上げる可能性のある技術革新への圧力を反映している可能性が高い」との指摘も出ていた。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.15ドル（予想：0.08ドル）
・売上高：1.64億ドル（予想：1.58億ドル）
・粗利益率（調整後）：92％

（１－３月・第１四半期見通し）
・1株損益（調整後）：-0.04～-0.05ドル（予想：-0.06ドル）
・売上高：1.65～1.66億ドル（予想：1.63億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：0.19～0.23ドル（予想：0.37ドル）
・売上高：7.25～7.31億ドル（予想：7.32億ドル）

【企業概要】
　企業向けに、ソフトウェア開発とIT運用を組み合わせたプラットフォームを提供する。統合されたツールにより、プロジェクト計画から、継続的インテグレーション、アプリケーションセキュリティテスト、インシデントの監視、全体の管理までDevOpsライフサイクルのすべての段階をカバーする。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美