【海外市場の注目ポイント】1月の英消費者物価指数など
日本時間午後4時に1月の英消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比4.1%上昇、コアの大方の予想が前年比5.2%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の4.0%上昇、5.1%上昇から加速するとみられている。前日に英雇用統計が発表されており、10-12月の賃金の上昇率が予想を上回っていた。賃金の上振れに続き、1月の英消費者物価指数も予想を上回る結果になるようであれば、英中銀(BOE)の早期利下げ観測が後退し、ポンドが買われる可能性がある。
また、日本時間午後7時には10-12月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値や12月のユーロ圏鉱工業生産指数も発表される。10-12月期のユーロ圏GDP改定値は、大方の予想が前期比変わらずとなっており、速報値の同変わらずから修正されないと見込まれ、12月のユーロ圏鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比0.2%低下となっており、前月比では4カ月続けて低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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