ドル円は昼にかけて上昇、その後も高値圏推移=東京為替概況
ドル円は昼にかけて上昇、その後も高値圏推移=東京為替概況
ドル円は昨日NY市場で143円60銭台から144円台半ばに上昇。東京市場に入っていったんは調整もあって144円32銭まで売りが出たが、その後ドル買いが強まり、昼前後に144円94銭を付けた。明日の米CPIを前に145円トライには慎重となったが、押し目は144円70銭割れまでと限定的なものに留まっている。TOPIXの終値がバブル後の最高値を更新。リスク選好の動きが円売りにつながっている。
ユーロドルは朝から狭いレンジでもみ合い。1.0926-36の10ポイントレンジとなった。
ユーロ円はリスク選好の円売りが支えとなりしっかり。朝の157円77銭から昼過ぎに158円46銭を付けた。午後も158円台前半推移と下値しっかりの展開を見せた。
リスク選好の動きから資源国通貨もしっかり。豪ドルドルは朝の0.6680近くから0.6700台へ上昇。9時半発表の11月月次CPIは弱めも反応は限定的なものに留まった。対円では朝の96円46銭から97円16銭まで上値を伸ばした。午後もしっかりで、一時97円割れもすぐに買いが出ていた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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