米国市場でのドル売り基調が継続=東京為替概況
米国市場でのドル売り基調が継続=東京為替概況
昨日の米国市場で米5年債入札をきっかけにして米債利回りが低下。ドル売りが強まった流れが継続し、東京午前に141円17銭付近を付けた。その後仲値がらみでの外貨買い円売りが入り141円60銭台まで上昇したが、ドル安の流れが継続する形で午後に141円10銭前後を付けている。
米国の早期利下げ開始期待が根強く、ドル売りにつながっている。3月の利下げ開始を織り込む勢いを見せており、日米金利差縮小見込みからのドル売りとなっている。
ユーロドルは1.11台前半での小動き。昨日1.10台後半の売りをこなしながら1.11台を付けると、東京市場では1.11台を維持した。
ユーロ円はドル円の下げに押され朝から軟調。午前中に157円台半ばから156円80銭台まで下落。その後157円40銭台まで買い戻しも、午後に156円90銭割れを付けた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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