ドル円朝の上昇後ドル売りに押される=東京為替概況
ドル円朝の上昇後ドル売りに押される=東京為替概況
ドル円は昨日のロンドン市場で144円96銭まで上昇後、145円を付けきれずNY市場で143円50銭に迫った。少し戻して143円台後半で東京朝を迎えると、いったんはドル高円安が強まり144円10銭前後を付ける動きを見せた。ゴトウビということで実需のドル買いが入ったと見られるほか、今週の日銀会合を受けて円売りが入りやすい地合いになっていると見られた。
午後からはドル売り円買いが強まった。144円台での買いに慎重姿勢が見られたことに加え、米債利回りの低下がドル売りを誘った。米10年債利回りは昨日NY市場午後に3.93%台まで上げた流れを受けて、3.92%台で東京朝の時間外市場を迎えると、じりじり下げて3.907%を付けている。ドル円は
143円37銭まで下落。その後1443円70銭前後まで上昇している。
ユーロ円は朝の円売りに158円12銭を付けた後、売りに転じ。ドル円の下げもあって157円25銭を付けた。
ユーロドルは対円でのユーロ売りに押され1.0965前後。朝からの値幅は1.0965-1.0985
この後16時に英消費者物価指数の発表を控えるポンドは1.27台前半推移。様子見ムードが広がった。ポンド円はユーロ円同様に朝の円売りに上昇し183円33銭まで上昇。その後182円43銭を付けた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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