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米CPI待ちのなかでドル売り優勢に、ポンド売り・ユーロ買いも ドル円145円台前半=ロンドン為替概況

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米CPI待ちのなかでドル売り優勢に、ポンド売り・ユーロ買いも ドル円145円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米消費者物価指数発表を控えてドル売りが優勢になっている。米10年債利回りが4.24%付近から4.19%割れ水準まで低下しており、米インフレ鈍化が期待されているもよう。序盤はポンド売り・ユーロ買いの動きがみられた。ロンドン朝方に発表された8-10月の英ILO雇用統計で賃金の伸びが予想以上に鈍化したことがポンド売りを誘った。一方、その後発表された独ZEW景況感は予想を上回った。週後半には英中銀とECBの金融政策発表を控えており、これまでのポンド買い・ユーロ売りの流れに調整が入りやすい面も指摘される。ユーロドルは1.07台後半から1.08台乗せへと上昇。ポンドドルは1.25台後半から一時1.2550割れへと下落も、その後は買い戻されている。ドル円は上値重く推移しており、145.18付近に安値を広げている。クロス円はまちまち。ユーロ円は156円台後半で下げ渋り。ポンド円は183円台割れから182円台半ばへと軟化している。欧州株は堅調。独DAX指数が連日、最高値を更新している。

 ドル円は145円台前半での取引。東京午前につけた146.19近辺を高値に、その後は米債利回り低下とともに軟化している。連日の急速な上下動のあと、ポジション調整に押された面もあったようだ。円買いの面も指摘された。ロンドン朝方に145.20付近まで安値を広げた後は、いったん145.60付近まで反発。しかし、米債利回りが再び低下すると、安値を145.18近辺に広げている。

 ユーロドルは1.08付近での取引。東京朝方の1.0760近辺を安値に一貫して買われている。ロンドン時間に入ると1.08台乗せから1.0807近辺まで高値を伸ばした。独ZEW景況感が予想を上回ったことがユーロ買いにつながった面もあった。ユーロ円は下げ一服。東京市場では157.35付近から156.50付近まで下落したが、ロンドン時間に入ると一時157円台を回復。その後は156円台後半に落ち着いた。対ポンドではユーロ買いが優勢。週後半の英欧中銀金融政策会合を控えて、ポジション調整が入ったもよう。

 ポンドドルは1.25台後半での取引。東京市場では1.25台半ばから1.2580台まで買われたが、ロンドン朝方に発表された英雇用統計で賃金の伸びが鈍化したことを受けて売りに押された。安値を1.2543近辺まで広げたあとは、急速に買い戻されて1.25台後半に戻している。ポンド円は軟調。東京朝方の183.59近辺を高値に、ほぼ一方通行で下落している。ロンドン序盤には182.49近辺に安値を広げた。その後も182円台後半で上値重く推移している。ユーロポンドは0.8550台から一時0.86に接近するなど、ポンド売り・ユーロ買いのフローが入っている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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