英中銀、3名の委員の利上げ主張がそのまま維持されるとの見方=NY為替
きょう為替市場はドルの買い戻しが続く中で、ポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.26ドルを割り込む動きが見られている。ここ数日1.26ドルは強いサポートとなっていただけに、完全にブレイクしてくるか注目される。
来週は英中銀も金融政策委員会(MPC)が行われるが、エコノミストからは、英中銀は長期に渡る高金利の可能性を改めて強調してくるとの見方を示している。政策金利は据え置きが確実視されるが、委員の投票行動は前回3名いた利上げ主張が、今回もそのまま維持されると見込んでいるようだ。利下げは時期尚早とのメッセージも維持される見通しだという。
委員会の大多数にとって、タカ派であるということは利上げというよりも、高金利を長く続けることだ。11月以降、インフレは大幅な鈍化を見せているが、経済活動に関するデータは少し明るさを取り戻しているという。
GBP/USD 1.2592 GBP/JPY 185.46 EUR/GBP 0.8568
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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