【本日の見通し】リスク警戒後退がドル高誘う展開か
【本日の見通し】リスク警戒後退がドル高誘う展開か
注目された米中通商協議は大きな進展があったと報じられている、ベッセント米財務長官は重要な進展があったと発言、何中国副首相は重要な合意と発言している。枠組みについての合意がなされたと報じられており、本日両国の共同声明が示される予定となっている。
予想を超える進展もあり、市場はドル高円安で反応している。詳細を確認する必要も、前向きの動きが進んでいる。
リスク警戒後退の流れからドル円は週明け大きくドル高円安が進んで始まった。高値からはいったん調整の動きが広がっているが、下がったところでは買いが出る流れか。今週は13日に米CPI、15日に米小売売上高など重要指標が並んでいるものの、目先最大の注目材料であった米中協議進展の影響が大きく、流れは上方向か。印パの停戦合意もリスク警戒後退に寄与しそう。
ユーロドルは週明けドル円同様にドル高で始まり1.11台を付けたが、その後少し調整が入っている。流れはこちらもドル高優勢と見られ、1.11台を再びトライする流れが意識される。
ユーロ円はリスク警戒後退での円売りが支えも、対ドルでのユーロ売りが上値を抑える展開でドル円ほどしっかりした動きにはなりにくい。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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