ポンド円は185円台後半 スナク英首相、トラス前政権よりも多くの支持離れ=NY為替
ポンド円はNY時間の序盤に185円台前半まで下落していたものの、後半になって185円台後半まで買い戻されている。ただ、21日線が控える186円台半ばの水準までは戻せず、ローソク足も21日線の下に来ており、上値が重くなって来ているようだ。
スナク英首相は支持がないようだ。短命に終わったトラス前政権よりも多くの支持離れを招いており、有権者の支持が右派の改革党へと流れていることが明らかになったという。ブルームバーグが伝えた。JLパートナーズが過去1年半に実施された世論調査を深く掘り下げて分析したところによると、スナク首相の在任期間は後退続きの1年で、保守党票の内部崩壊を引き起こしている。これにより野党・労働党は確実に政権を奪取できる道筋にあるという。
2019年の総選挙で当時のジョンソン首相が率いた保守党に投票した人のうち、同党を現在でも支持している有権者の割合は59%しかいないという。この割合は昨年8月に74%、市場を大混乱に陥れ、トラス政権の退場につながった財源の裏付けのない減税計画が発表された後の同年9月でも63%だった。
保守党の支持が落ち込んだ最大の要因は、右派で反移民の英国改革党の人気上昇。同党は2016年の国民投票で離脱の旗振り役を務めたファラージュ氏の助力で設立された。
GBP/JPY 185.94 USD/JPY 147.30 GBP/USD 1.2623
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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