ドル円は16銭レンジ、昨年の高値を前に動き落ち着く=東京為替概況
ドル円は16銭レンジ、昨年の高値を前に動き落ち着く=東京為替概況
ドル円は朝から16銭(151円62銭から151円78銭)の狭いレンジでの取引に終始した。昨日の海外市場で年初来高値を超えて昨年秋以来になる151円90銭台まで上昇したが、オプション取引に絡んだ大口の売りに151円21銭まで急落。その後ドル買いが入って戻してきたものの前日の高値及び昨年秋の高値をトライするだけの勢いに欠けた。
主要通貨は軒並みの小動きでユーロドルは9ポイントレンジと、ほぼ膠着した。
ユーロ円は162円台前半で17銭レンジとこちらも小動き。
本日22時半の米消費者物価指数を前に、昨日の高値超えには慎重も、地合いはドル高円安が継続で、上下ともに動きにくい状況。
対オセアニア通貨で小幅ながらドル高が見られ、豪ドルドルは朝の0.6384ドルから0.6363ドル、NZドルドルは0.5886ドルから0.5865ドルへ下げている。米債利回りは低下傾向となったが、ドルは比較的しっかり。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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