続伸、週末にかけてはポジション調整が中心に=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=77.17(+1.43 +1.89%)
ニューヨーク原油は続伸。今週急落した反動で買い戻しが続いた。11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数が60.4まで低下し、5月以来の低水準となったことは米景気懸念を強めたが、今月26日には石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合が控えており、売りポジションの巻き戻しが中心となった。サウジアラビアやロシアが自主的な供給削減を来年も継続する可能性が意識されている。下げが続けば追加の減産もあり得るとみられている。
時間外取引で12月限は堅調。通常取引開始後は77.73ドルまで戻りが続いた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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