中東情勢などにらみ円買い優勢=NY為替前半
日本時間午前2時53分現在のドル円は1ドル=149円53銭前後での推移。50.41円。NY時間の午後に入って下げていた米長期債利回りの反発が見られるが、ドル高の動きは限定的なものにとどまっている。
米10年債利回りは午前中に4.8409%まで下げた後4.88%まで上昇。その後4.85%台へ落としてきている。
149円52銭を一時つけたドル円は、149円55銭前後と安値圏での推移。株安リスク警戒から円買いの動きとなっている。
イスラエル軍がガザでの地上部隊の活動を拡大と報じられていることが、リスク警戒の円買いにつながっている面がある。
ユーロドルは米債利回り低下を受けて1.0597ドルまでと1.06ドルに迫ったが、大台を付けきれず動きが落ち着いている。
ユーロ円は午前中に158円00銭前後まで下落。その後対ドルでのユーロ買いなどに158円50銭台を付けたが、ここに来て再び安値圏を付けている。
ポンド円は戻り自体が鈍く、東京朝の182円50銭台からの下げが続いてる。181円25銭まで一時売りが出た。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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