向こう半年はS&P500の4000台半ば超は期待すべきではない=米国株
今年前半の上昇を正確に予測した数少ないウォール街のストラテジストによると、米国株はこの夏がピークで、少なくとも2024年4月まではS&P500が4000台半ばを超えて取引される可能性は低いと指摘している。
同ストラテジストはS&P500が4400に達する時期を従来の今年末から2024年4月に先延ばしした。成長株よりもバリュー株のローテーションを推し進めるべきとも述べている。
米10年債利回りはこのサイクルでは5%前後がピークだが、この先、2020年代半ばにかけて5-6%の利回りが正常化し、それは株価収益率(PER)を圧迫すると予測しているという。
*NY株式23日(NY時間11:17)
S&P500 4226.62(+2.46 +0.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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