総じて軟調=欧州株概況
きょうの欧州株式市場は揃って下落。 終値は、FTSE100指数が前営業日比47.78ポイント安の7262.43ポイント、仏CAC40指数が前営業日比27.63ポイント安の7164.11ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比102.64ポイント安の1万5574.26ポイントとなっている。
中国の不動産開発大手碧桂園(カントリーガーデン)への警戒感が広がる中、恒大集団が破産申請を実施したことが報じられ、中国不動産関連への警戒感がもう一段強まり、世界的なリスク警戒からの株安を誘った。
独DAXは40銘柄中36銘柄がマイナス圏。精密機器のザルトリウス、不動産のザランドなどが売られた。
英FTは幅広い銘柄が売られた。医薬品大手アストラゼネカ、金融大手HSBCホールディングス、鉱山のグレンコアなどが下げ寄与度上位。煙草産業のブリティッシュアメリカンタバコ、食品小売りのテスコなどが堅調。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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