午後も円売りが優勢、ドル円は144円台回復=東京為替概況
午後も円売りが優勢、ドル円は144円台回復=東京為替概況
午後の東京外為市場は円売りが優勢となり、ドル円は144円台を回復した。ドル円は、前日の海外市場で143円台前半から後半まで堅調に推移した流れを引き継ぎ、この日の午前には前日高値を上回る143.80台まで上昇した。午後には一段高となり、144円台を回復し、7月7日以来およそ1ヶ月ぶりの高値水準となる144.10付近まで上昇。今夜発表される7月の米消費者物価指数(CPI)を控えたポジション調整とみられる動きや、日経平均が一時300円超の上げとなった影響からリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ円は、午後に円安の流れを受けて上値を試し、2008年以来15年ぶりの高値となる158.38付近まで水準を切り上げた。クロス円もおおむね堅調に推移した。
ユーロドルは、米CPIを前に様子見ムードが広がり、1.0980台前後で小動きとなった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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