ダウ平均は反発 決算も峠を越え、今週のインフレ指標を確認したい雰囲気も=米国株前半
NY株式7日(NY時間13:18)
ダウ平均 35440.39(+374.77 +1.07%)
ナスダック 13943.06(+33.82 +0.24%)
CME日経平均先物 32405(大証終比:+85 +0.26%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。特に具体的な買い材料は見当たらない中、先週の下げからの反動が出ている模様。一方で決算も峠を越え、今週は米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)といったインフレ指標を確認したい雰囲気が強まっている。
決算についてはS&P500企業の84%が既に発表を終え、その約80%が予想を上回る最終利益を計上している。全体的には減益ではあるが、事前に予想が下方修正されていたともは言え、まずまずの結果となり、いまのところは無難に通過している印象。
市場は依然としてFRBの利上げキャンペーンの行方に注目している。「先週の米雇用統計はFRBに安心感を与えたことには違いはないが、決め手にはなっていない。その意味では今週のインフレ指標が何らかのヒントを与えてくれるか注目される」との声も聞かれる。
決算では、取引開始前に食肉加工のタイソンフーズ<TSN>が発表していたが、売上高が予想の下限を下回り、時間外で軟調な反応を見せている。
本日引け後にはパラマウント<PARA>、ビヨンド・ミート<BYND>が発表予定。
タイソン・フーズ<TSN> 53.22(-3.24 -5.74%)
ボーイング<BA> 238.05(+6.69 +2.89%)
アップル<AAPL> 178.24(-3.75 -2.06%)
マイクロソフト<MSFT> 329.29(+1.51 +0.46%)
アマゾン<AMZN> 142.34(+2.77 +1.98%)
アルファベットC<GOOG> 131.82(+3.28 +2.55%)
テスラ<TSLA> 245.97(-7.89 -3.11%)
メタ・プラットフォームズ<META> 315.09(+4.36 +1.40%)
AMD<AMD> 116.75(+0.93 +0.80%)
エヌビディア<NVDA> 447.30(+0.50 +0.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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