クアンタムスケープが決算受け大幅高 赤字が予想下回る=米国株個別
リチウムイオン電池を手掛けるクアンタムスケープ<QS>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益は赤字だったものの、予想ほど膨らまなかったほか、EBITDAの赤字も予想を下回った。また、2025年下半期まで運営のための現金を維持できる見込みだとも表明している。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.26ドル(予想:-0.20ドル)
・営業損益(調整後):-7360万ドル(予想:-7590万ドル)
・EBITDA(調整後):-6350万ドル(予想:-6420万ドル)
(通期見通し)
・営業支出:2.25~2.75億ドル
・設備投資:1.00~1.50億ドル
【企業概要】
EVやその他の用途向けに次世代電池技術を独自に開発する。リチウム金属固体電池技術で、現在のリチウムイオン電池よりも高いエネルギー密度・長寿命・急速充電・高い安全性の提供を目指す。フォルクスワーゲンと提携し、技術の商業化に取り組む。
(NY時間10:27)
クアンタムスケープ<QS> 11.82(+2.45 +26.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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