ドル円は140円50銭台までドル安円高傾向強まる=東京為替概況
ドル円は140円50銭台までドル安円高傾向強まる=東京為替概況
ドル円は先週後半から強まるドル安円高基調が継続。昨日の海外市場で141円20銭台を付けたドル円は、141円台前半で売り買いが交錯する展開となった後、昼前にかけてドル安円高の動きが広がった。米債利回りの低下などが見られたが、それほど大きな動きではなく、直近のドル高円安局面で積み上がったドル買い円売りポジションの調整が広がっていると見られた。141円ちょうどを割り込むと短期筋のストップロス注文を巻き込んで売りが強まり、141円60銭台を付けた。その後少し戻すも140円台後半での推移が続くと、140円57銭を付ける動きを見せている。
ユーロドルはドル安の動きが支えとなった。昨日海外市場で1.0940台を付けていたユーロドルは1.10ちょうど前後で東京朝を迎えると、1.1022まで上昇した。
昨日のドル円の下げに155円台前半を付けたユーロ円は、朝方ドル円が少し戻した局面で155円60銭台を付けた。その後再び154円台を付けるなど、ユーロ安基調が継続した。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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