ポンド円は182円台半ばに下落 英住宅価格下落は今後数カ月で加速の可能性=NY為替
きょうのポンド円は戻り売りが強まっており、182円台半ばに下落している。ポンドドルは買い戻されているものの、ドル円がきつい下げとなっており、ポンド円を圧迫している。本日の21日線が181円台前半に来ているが、来週以降、21日線の水準を試しに行くか注目される。
英住宅価格は6月に前年比2.6%下落したが、問題は住宅市場が調整局面に入るかどうかではなく、価格下落がどの程度加速するかだと指摘する向きもいる。英住宅市場の需給ひっ迫による価格上昇圧力は、不動産価値の下落を緩やかにするのを支援したが、住宅の買い換えを試みる所有者の多くは、金利上昇のピンチを感じているという。
英中銀は年内に政策金利を6.00%まで引き上げると予想しており、その場合、年内に英住宅価格が11%下落するという予測はそれほど的外れではないという。
GBP/JPY 182.48 USD/JPY 142.17 GBP/USD 1.2836
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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