ネットフリックス株主、幹部報酬を拒否=米国株個別
ネットフリックス<NFLX>の株主は、のサランドス、ピーターズ両共同CEOを含む経営陣の報酬パッケージに対する支持を拒否した。この結果は拘束力を持たないが株主は幹部の高額報酬にノーを突きつけた。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
サランドス氏は給与、賞与、株式オプションを含めて最高4000万ドル(約55億6700万円)を得ることになっており、今年1月に共同CEOに指名されたピーターズ氏の報酬は3460万ドル。創業者のヘイスティングス執行会長は300万ドルの報酬。
株主は年次総会で行われた採決で報酬パッケージを否決。同社取締役会はこれを無視することもできるが、米大手映画会社と脚本家の対立を考えると、今回の結果は重大だ。
ハリウッドの脚本家1万1500人余りを代表する米脚本家組合(WGA)は先週、公開書簡を通じてネットフリックスの株主に報酬パッケージを否決するよう求めていたが、大半の票はWGAの勧告前に投じられていたという。
(NY時間13:52)
ネットフリックス<NFLX> 404.35(+1.22 +0.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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