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ユーロ圏HICPは低下もECBの追加利上げの見方に変化なし=NY為替

為替 

 きょうの為替市場はドル売りが優勢となる中、ユーロドルに買い戻しが出ており、1.07ドル台半ばに上昇している。この日は5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が発表になっていたが、総合指数が大幅に低下していたほか、ECBが懸念を強めているコア指数も低下していた。

 しかし、ECBの追加利上げの見方に変化はなく、ユーロの反応も限定的だった。サービスインフレが前月の5.2%から5.0%に低下したことから、コアインフレは4カ月ぶりの低水準となったが、これはドイツで新しい定額制の公共交通チケット(49ユーロチケット)が導入されたことが一因として挙げられている。

 市場からは、「インフレは今後、低下が続くことが予想されるが、労働市場が依然タイトな中、コアインフレはゆっくりとしか下がらず、目標の2%に達するまでには長い時間がかかる。そのため、ECBは6月と7月の両方で0.25%ポイントの追加利上げを行う」との指摘が出ている。

*ユーロ圏消費者物価指数(HICP)(概算値速報)(5月)18:00
結果 0.0%
予想 0.4% 前回 0.6%(前月比)
結果 6.1%
予想 6.4% 前回 7.0%(前年比)
結果 5.3%
予想 5.5% 前回 5.6%(コア・前年比)

EUR/USD 1.0746 EUR/JPY 149.10 EUR/GBP 0.8577

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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