ドル円一時138円87銭。後場株安で調整=東京為替概況
ドル円一時138円87銭。後場株安で調整=東京為替概況
ドル円は前日までのドル高円安の勢いが続く形で、朝方138円80銭を付けた後、いったん138円40銭台に調整も、昼前に138円87銭まで再び上昇し、11月30日以来の高値を付けた。
後場スタート前に経済産業省が半導体輸出規制を7月23日から施行を発表。199円高で引けていた前引けから、東京エレクトロンの売りなどに一気の株安となり、リスク警戒の動きが広がった。ドル円は午前の安値を割り込んで138円36銭を付けている。その後少し買い戻しが入り138円台半ば前後での推移。
ドル円の上昇に支えられて昼前に150円台を付けたユーロ円は149円56銭まで売りが出た。こちらも日本の株安が重石となった。
ユーロドルは上値の重い展開。値幅は限定的も1.0800を付ける動きなどが見られた。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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