ユーロドルは上値追いの雰囲気も、しばらくはレンジ取引か=NY為替
ユーロドルはNY時間に入って伸び悩む動きが見られているものの、1.10ドル台は維持している。きょうは1.1050ドル付近まで一時上昇していた。ユーロドルは重要な節目の1.10ドル台での推移が続いている。ただ、年初来高値の1.1095ドル付近を突破し、1.11ドルを試そうという雰囲気までは、まだ出ていない。
一部からは、新たな上値追いが出現する前に、しばらく1.09-1.11ドルのレンジ取引が続く可能性も指摘されている。先週のFOMCとECBが示唆した動向を確認したい意向も強いと見られているようだ。
先週金曜日の強い米雇用統計の発表を受けても、市場の年内の米利下げ期待までは後退していない。一方、ECBは先週の理事会で0.25%ポイントの通常幅に縮小して利上げを行ったが、ラガルド総裁が追加利上げをコミットするなど、タカ派姿勢に変化はない。両中銀の更なる金融政策の格差縮小が今後期待されるものの、もう少し確信を掴みたいようだ。また、リスク回避の雰囲気の高まりもなお警戒される中、ユーロドルは動きづらいのかもしれない。
EUR/USD 1.1018 EUR/JPY 148.55 EUR/GBP 0.8723
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。