バイデン大統領、ジェファーソンFRB理事の副議長への昇格を検討
ホワイトハウスはジェファーソンFRB理事を副議長に昇格させ、ラテン系の候補者を空席の理事枠に指名することを検討している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。ラテン系人材のFRBへの登用を求めるメネンデス上院議員(民主党)の要請に応じる形で検討されているという。
副議長候補として有力視されていたノースウェスタン大学のエバリー教授は現在も候補に挙がっているが、ラテン系ではない。代替シナリオでは、ジェファーソン理事がブレイナード前副議長の後任として4年間の副議長に昇格し、2026年1月に任期が切れる理事の空席には新たな候補者が指名されることになる。
ジェファーソン理事の副議長への指名が現在最も可能性の高いシナリオなのかどうかは不明だが、このアイデアはホワイトハウス内で支持を集めているという。

執筆者 : MINKABU PRESS
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