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日銀会合を受けてドル円は136円台に急伸 株高でリスク選好の円売りも=NY為替前半

為替 

 きょうの為替市場は円売りが強まる中、ドル円は136円台に急伸している。植田総裁就任後初となる日銀決定会合の結果が発表されたが、現状の金融緩和策を据え置いた。マイナス金利も温存している。また、金融緩和策について最大1年半程度の多角的なレビュー期間を設けることも発表。一方で先行きの政策指針となるフォワードガイダンスの撤廃を発表した。植田総裁は会見で、粘り強く緩和措置を続けて行く方針を強調した。

 なお、本日は展望レポートも発表になっていたが、2023年度のコアCPIの見通しを1月の1.6%から1.8%に上方修正した。日銀が年度後半にかけてインフレは鈍化して行くと見ている。

 大方想定通りだったとは思われるが、為替市場は急速に円安に反応した。オプション市場ではサプライズに備えた円高警戒が3月以上に高まるなど、海外勢中心に警戒感が高まっていた分、切り返しも強く出ている模様。来週のFOMCやECB理事会に向けてのポジション調整が活発に出ている印象もあるほか、下落して始まった米株式市場が切り返していることもフォローとなっている模様。

 市場からは、135円台を固められるようであれば、138円台が視野に入るとの見方も出ている。きょうの上げで140円までの上昇の可能性も指摘されているようだ。

 ユーロドルは一時1.09ドル台に下落する場面が見られたものの、NY時間に入って米株式市場が堅調に推移していることもあり、1.10ドル台に戻している。ロンドン時間には米アマゾンが決算を受けて下落していたことで、リスク回避の雰囲気が広がり、為替市場ではドル買い・ユーロ売りが出ていた。また、本日の日銀決定会合を受けてユーロ円が150円台に急伸していることもユーロドルの下値をサポートしているようだ。ユーロ円が150円台は2008年のリーマンショック以来。

 ユーロに関しては、来週のECB理事会とその前々日に発表になるユーロ圏消費者物価指数(HICP)の結果に注目が集まっている。利上げは確実視されているものの、利上げ幅が0.25%か0.50%ポイントかで見方が分かれている。ただ、いまのところは0.25%が有力視されている状況。HICPの結果が決めてくれそうだ。

 市場では、ECBのターミナルレート(最終到達点)について、織り込みを概ね完了させている。現在の中銀預金金利は3.00%だが、それを夏までに3.75%まで引き上げて利上げを一旦停止というのが基本シナリオのようだ。3月中旬には3.25%で設定されていた。ただ、一部からは、今後発表になるユーロ圏の経済指標を受けて、設定を4.00%まで上昇させる可能性は十分にあるとの指摘も出ている。

 ポンドドルは1.25ドル台後半まで上げ幅を拡大している。昨年6月以来の水準に上昇し、上昇トレンドを継続している。ポンドは短期的に上昇の可能性もあり、ポンドドルは1.30ドルまでの上昇も想定されるが、次第に上値が重くなる可能性があるとの指摘も出ている。

 英経済の見通しが改善するにつれて、今後数カ月はポンド高は続くと期待されるが、良いニュースが夏以降も続くとは限らないという初期の警告サインがいくつか示されているという。インフレ鈍化と、これまでの金融引き締めの影響により、年後半の英経済は下振れリスクが高まる可能性があり、それは信用の伸びと信用需要の低下において、すでにその兆候が表れているとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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