ECBの大幅利上げの可能性を捨て切れず ユーロ圏HICPがポイントか=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが優勢となる中、ユーロドルは一時1.10ドル台後半まで上昇し、1.11ドル台をうかがう場面も見られた。21日線の上をしっかりと堅持しており、上昇トレンドが続いている。ECBの利上げ期待が下値をサポートしているようだ。
市場では来週5月4日のECB理事会での利上げは確実視しているものの、0.25%か0.50%ポイントかで、なお見方が分かれている。その意味では理事会の前々日の5月2日に発表される4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が重要なポイントになるのかもしれない。
市場からは、上振れサプライズがあれば、ECBは0.50%ポイントの大幅利上げに傾く可能性も十分にあるとの指摘も出ている。基本シナリオは0.25%ポイントの利上げではあるが、可能性は残されているという。ここ数日で再び高まった銀行セクターの懸念がより大きなものに発展しない限り、大幅利上げの可能性は十分にあるという。
なお、短期金融市場では25%程度の可能性で大幅利上げを織り込んでいる。
EUR/USD 1.1055 EUR/JPY 147.65 EUR/GBP 0.8854
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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