ボーイングが下落 部品の問題で737MAXの一部の引き渡しを停止=米国株個別
ボーイング<BA>が下落しており、ダウ平均を圧迫。前日引け後に製造上の問題が報告されたとして737MAXの一部の引き渡しを停止すると発表した。ただ、運航の安全性には影響しないとしている。
737のアルミフレーム組み立ての多くを請け負うスピリット・エアロシステムズ<SPR>から12日に、この問題の報告が正式にあったと説明。垂直尾翼と機体最後部を接続する8つの部品のうちの2つに関するもので、2019年以降に製造された737の一部に使用されているという。
同社によると、かなりの数の引き渡し前ないし保管中の737に影響を与える可能性があるという。機体の検査のため、引き渡しが短期的に減少する見通しだとも述べている。
スピリット・エアロシステムズも大幅安。
(NY時間09:37)
ボーイング<BA> 200.50(-13.09 -6.13%)
スピリット・エアロ<SPR> 28.91(-6.69 -18.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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