恐怖指数が昨年10月以来の水準に上昇 30に迫る=米国株
恐怖指数として知られるS&P500のVIXが急上昇しており、一時29.97と昨年10月以来の水準まで上昇し、30の水準に迫っている。
先週はカルフォルニア州の地銀SVB<SIVB>が破綻し、その余波でNY州のシグネチャー・バンク<SBNY>も週末に事業停止となった。市場では米金融システムへの警戒感が強まっており、他の米地銀にも同様の不安感が広まっている。米当局はSVBの顧客の預金保護を発表していたが、市場の不安は収まらない。
きょうも米株式市場は売り先行で始まりそうな雰囲気の中でVIX指数に買いが集まっている状況。
【恐怖指数】VIXスポット(NY時間:08:41)
スポット 29.90(+5.07 +20.44%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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