ドル指数は反落、明日の日米イベント控えて調整の動き=ロンドン為替
ドル指数は反落、明日の日米イベント控えて調整の動き=ロンドン為替
きょうはドル指数が反落している。東京午前につけた105.729から前日終値(105.658)を下回る動き。ロンドン序盤には105.377まで一時低下した。足元では105.50付近で上値を抑えられている。10日線は104.979に位置しており、引き続きサポート水準として機能している。
個別通貨ペアでは、ドル円の下げが目立っている。東京朝方につけた137.38レベルを高値に、ロンドン序盤には136.20レベルまで安値を広げており、下げ幅は1円を超えている。ドル指数への影響度の最も大きいユーロドルは東京昼前後につけた1.0538レベルを安値に、足元では1.0570近辺へと上昇している。ポンドドルも1.1832レベルと安値に一時1.1889レベルまで買われている。いずれも本日のドル安水準で推移している。
あすは米雇用統計が発表される。パウエル証言を受けたドル高の動きに調整が入る格好となっている。さらに、ドル円にとっては日銀金融政策決定会合の結果発表が変動リスクとなっており、円売りポジションに対する調整が入っている。
ドルインデックス=105.38(-0.28 -0.26%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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