アジア株は下落、米株大幅安を懸念した売り続く 香港キャセイパシフィック航空は上昇、3年ぶり黒字転換
アジア株は下落、米株大幅安を懸念した売り続く 香港キャセイパシフィック航空は上昇、3年ぶり黒字転換
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 20054.56(-479.92 -2.34%)
中国上海総合指数 3269.33(-15.77 -0.48%)
台湾加権指数 15774.93(-82.96 -0.52%)
韓国総合株価指数 2430.66(-32.69 -1.33%)
豪ASX200指数 7303.80(-60.85 -0.83%)
インドSENSEX30種 60139.97(-84.49 -0.14%)
アジア株は下落、前日の米株大幅安を懸念した売りが続いている。特に香港株の下げがきつい。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。そのため、FRBが利上げペースを加速すれば、香港金融当局も基準金利の引き上げペースを加速させることになる。パウエルFRB議長はきのうの議会証言で、必要なら利上げペースを加速させる用意があると、タカ派な発言をした。
香港市場ではJDドットコムやシャオミ、美団、ネットイースなどハイテク関連が大幅安となっている。龍湖集団など不動産株も総じて下落。
キャセイパシフィック航空は0.5%高とプラス圏に転じている。2年以上にわたるコロナ制限を解除したことが影響し、2019年以来、3年ぶりに営業利益が黒字に転換したことが好感されている。同社は、2024年末までにパンデミック前のレベルに戻すことを目指すとしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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