ステムが決算受け下落 中国での感染拡大や米規制強化が売上高を圧迫=米国株個別
太陽光発電事業者等向けにエネルギー貯蔵システムの提供を行うステム<STEM>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益やEBITDAの赤字が予想以上に拡大した。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しも予想を下回った。
アナリストは「第4四半期の結果と通期ガイダンスは投資家を失望させた。中国での感染拡大による物流問題や、米国の規制強化による太陽光需要への影響が売上高を圧迫した」と述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.23ドル(予想:-0.20ドル)
・売上高:1.55億ドル(予想:1.67億ドル)
・EBITDA(調整後):-951万ドル(予想:-1.24万ドル)
(通期見通し)
・売上高:5.50~6.50億ドル(予想:6.59億ドル)
・EBITDA(調整後):-500~-3500万ドル
(NY時間14:07)
ステム<STEM> 8.11(-1.64 -16.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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