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英欧金融政策発表を控えて前日のドル売りにやや調整、ポンドの軟調さが目立つ=ロンドン為替概況

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英欧金融政策発表を控えて前日のドル売りにやや調整、ポンドの軟調さが目立つ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドルが買い戻されている。前日の米FOMCでは予想通り25bp利上げが発表され、従来から利上げ幅が縮小した。パウエルFRB議長会見ではインフレ抑制のための利上げ継続が謳われたが、インフレ鈍化の兆候が見られ始めている点が歓迎されていた。市場では債券利回り低下、株高、ドル安の動きが広がった経緯がある。東京市場でも一段のドル安の動きがみられたあと、ロンドン時間に入ると買戻しの動きが入っている。ドル円は128円台後半から一時129円台乗せ、ユーロドルは1.10台割れから1.0980付近へと下押し。ポンドドルの下げがきつく、1.24台手前から1.2310付近へと比較的大幅の下げとなっている。ユーロ円が141円台後半を中心に底堅く推移する一方、ポンド円は159円台半ばから158円台後半へと下落して本日安値を更新している。ユーロ対ポンドでも明確にポンドが売られている。このあとに英中銀とECBが金融政策を発表する。いずれも50bp利上げ観測が広がっているが、市場では利上げ継続姿勢の違いを予想している面がありそうだ。

 ドル円は128円台後半での取引。東京朝方に128.18近辺まで一段安となったあとは、下げ一服。ロンドン時間に入ると買戻しの動きが入り、129.12近辺に本日の高値を更新した。米10年債利回りは3.40%前後で上下動しており、前日FOMC後の低下の流れは一服している。

 ユーロドルは1.09台後半での取引。前日米FOMC後のドル売りは一服している。東京市場で1.1033近辺まで買われたあとはじり安の動き。1.10台割れから1.0980付近へと反落している。ユーロ円は141円で上下動するなか、一時141.93近辺に高値を伸ばした。ただ、欧州株高によるリスク選好というよりは英欧金融政策発表を控えたユーロ買いの面が強いようだ。対ポンドではユーロ買いが優勢になっている。

 ポンドドルは1.23台前半での取引。1.24付近で上値を抑えられると、1.2310付近へと下押しされている。前日米FOMC後の上昇幅の過半を戻している。「ポンド円は159円台半ばで上値を抑えられると159円台割れから158.65近辺に安値を広げている。ユーロポンドは0.8880付近から0.8920付近へと上昇しており、ポンド売りが鮮明。このあとの英中銀金融政策発表では50bpとECBと同等の利上げ幅が予想されているが、ECBほどは今後の利上げ継続姿勢が強調されない可能性が指摘されている。きょうは成長・インフレ見通しとともにベイリー総裁会見が予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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